第1回 ダイアログボックスを表示させる 手始めに「 HelloWindow! 」を表示するるWin32アプリケーションとして作って見 ましょう。 ソースコードは以下の通り、 #include <stdio.h> main() { printf( "HelloWindow!" ); return 0; } まずVCを起動して新規作成のプロジェクトをWin32 Console Aplicationを選択し、 上記のソースをプロジェクトに追加して下さい。 ファイル名は拡張子がcかcppならなんでもOK。 これをコンパイルし実行して動くか確認して下さい。 例えば ex1.c とか。拡張子はご存知ですね。 実際は4行目のreturn 0;が無くても "HelloWindow!"が画面に表示されます。 但し、警告が表示されてしまいます。これはより詳細なWindowsの本を参考下さい。 私も次までに勉強しておきます。 こんな短いプログラムもWin32アプリケーションです。 それではダイアログボックスを表示するWin32アプリケーションを作って下さいと言 われたら、どのようにコーディングを皆さんはするでしょうか? #include <windows.h> main() { MessageBox( NULL, "HelloWindow!", "ダイアログ", MB_OK ); return 0; } コンパイルして実行するとダイアログが出てきますね。 なんでmain()でダイアログが表示出来るのか?解かる人は当たり前じゃないか!と思 う方もいますが実際は次のように考えた方もいるのではないでしょうか。 #include <windows.h> WINAPI WinMain( HINSTANCE hInstance, HINSTANCE hPrevInstance, LPSTR lpCmdLine, int nCmdShow ) { MessageBox( NULL, "HelloWindow!", "ダイアログ", MB_OK ); return 0; } 新規作成のプロジェクトをWin32 Aplicationを選択し、上記のソースを プロジェクトに追加して下さい。ファイル名は拡張子がcかcppならなんでもOK これをコンパイルし実行して動くか確認して下さい。 もちろん、main()で実行した通りダイアログボックスが表示されます。 今回はダイアログボックスを表示させる方法を様々なコーディングで行なってみまし た。 まだ異なる方法を知っているという方はぜひ、Visual C++言語の部屋の方へメール を下さい。 編集者が使用したVC++はVer5.0です。Ver6.0での動作確認はしていません。あしか らず。 手順が良く分からない方はホームページでの画面付きの説明を構築する予定ですので 後程お知らせします。